絶対ダメ!剛毛くせ毛とストレートパーマの相性

ブロンドストレートヘアーお悩み解決

くせ毛をまっすぐにするなら縮毛矯正というのは常識ですが・・・
ストレートパーマではくせは伸びないのでしょうか?

「ストパーの方が安いから試してみようかな?」
「縮毛矯正とストレートパーマって何が違うんだろう」
「美容師さんがストレートパーマでも良いって言うけど、本当に大丈夫だろうか」

縮毛矯正に比べるとストレートパーマの方が安く、なんとなくそっちでもいいかなと思ったことはありませんか?
今回は、そんな疑問に答えるために、「ストレートパーマと縮毛矯正の原理と違い」、「剛毛くせ毛でストレートパーマという選択肢はアリなのか」など紹介していきます。

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ストレートパーマと縮毛矯正について

ストレートパーマとは

ストレートパーマとは、「パーマ剤」を利用したパーマの一種です。

人の毛髪の主成分は、ケラチンと呼ばれるタンパク質でできており、そのタンパク質は多数のアミノ酸が結同してできています。
アミノ酸同士は、「水素結合」や「シスチン結合」といった様々な方法で結びついています。

パーマは、パーマ剤の1液(アルカリ剤+還元剤)を使って毛髪の「シスチン結合」を一旦切断し、その後、パーマ剤の2液(酸化剤)で「シスチン結合」を再度復活させ髪にクセがついた状態で固定します。

ストレートパーマは、1液で「シスチン結合」を切断した後、髪ができるだけまっすぐになるようにクシを通し、それから2液で固定をさせます。

手順だけを見るとストレートになるような気がしますが、その効果は「パーマ落とし」です。
ストレートパーマは「過去にパーマでかけたクセを元の状態に戻す施術」であって、くせ毛を直毛にする施術ではありません

縮毛矯正とは

縮毛矯正とは、「パーマ剤」「熱」を利用したパーマの一種です。

縮毛矯正は、パーマ剤の1剤で毛髪の「シスチン結合」を切断し、そこにストレートアイロンで毛髪にわざと熱変性を起こし真っ直ぐに整え、その後、2剤で「シスチン結合」を復活させ髪にクセがついた状態で固定します。

縮毛矯正の場合には、ストレートパーマの手順に、熱を加えて髪質を変形させる工程が加わってきます。

縮毛矯正による熱処理は、ミクロ的にはαヘリックス※のランダム鎖への変異であり、マクロ的には毛髪線維の収縮を伴う変形と言われています。
※ 髪の構成は、分解すると下の図のようになっており、αヘリックスがその最小単位です。

引用:シャンプーコーディネーターりょうたろう、https://ryo-taro-shampoo.com/kirege-edage/

参考:小川聡,武田靖史,金山勝美,甲本忠史,”還元および熱処理により永久矯正処理された毛髪繊維の電子顕微鏡による研究”,繊維学会誌,2008 年 64 巻 12 号 p. 352-357

ストレートパーマと縮毛矯正の違い

ストレートパーマと縮毛矯正の違いを簡単にまとめると、以下のような違いがあります。

ストレートパーマ  縮毛矯正  
施術内容①1液(切断)
クシ(整える)
③2液(再結合)
①1液(切断)
アイロン(熱変成)
③2液(再結合)
効果パーマ前の状態へ戻すくせ毛をまっすぐにする
持続数ヵ月かけた部分は半永久
施術時間60~90分程度120分~150分程度
料金10,000円程度15,000円程度
ダメージ縮毛矯正よりは小さい大きい

ストレートパーマはくせをそのまま伸ばすのに対して、縮毛矯正はヘアアイロンを使って熱を加えることが大きな違いです。
手順としては1工程の違いだけですが、縮毛矯正では熱を使って毛髪の最深部(αヘリックス)を変異させる(破壊する)という差があります。
施術時間や値段にも差がありますが、その効果には大きな違いがあります。

剛毛くせ毛がやるのなら・・・

管理人と同じ剛毛くせ毛が選ぶべきは、「縮毛矯正」の一択です!
「ストレートパーマ」をしてもくせ毛のうねりには変化がなく髪を傷めるだけなので、絶対にやるべきではありません!

ストレートパーマの効果は「パーマ落とし」であり、そんなもので直るくらいなら剛毛くせ毛とは呼べません。

よくある勘違い

ストレートパーマは髪に優しい?

縮毛矯正では、薬剤で髪の結合を切断した不安的で弱った状態のことろに、ヘアアイロンで180℃を超える熱を加えるため、髪への負担は非常に大きいです。
美容室のメニューでいうと、ダメージの大きさ1位はブリーチで、ダメージの大きさ第2位が縮毛矯正です。

そのハイダメージな縮毛矯正に比べれば、確かにストレートパーマの方が1回の施術で与えるダメージは小さいですが、決して髪に優しいものではありません。
ストレートパーマの場合、熱処理による髪の変成がない分だけダメージは少ないですが、アルカリ剤や還元剤を使っているので、髪のキューティクルは壊れ、間違いなく髪は傷みます。

しかも、ストレートパーマは時間が経つととれてしまうので、再度くせ毛を直すのにストレートパーマを繰り返していたら・・・とんでもないダメージになってしまいます。

クセの強さでストレートパーマと縮毛矯正を選ぶのでは?

ストレートパーマという名前のため勘違いしやすいのですが、ストレートパーマにはくせ毛を直す効果はありません。

美容師さんでもたまに勘違いをしている方がおり、「クセがそこまで強くないならストレートパーマ」と進められるケースもあります。
確かに一時的には少しクセが直ったような気がしますが、通常のパーマも時間が経てばとれてしまうように、ストレートパーマで行った処理は時間とともにとれてしまい、数週間~数か月後には元通りです。
しかも、ストレートパーマのダメージだけが残って、クセは更に酷くなります。

もし美容師さんで、
「ダメージが少ないからストレートパーマの方がオススメ」
「縮毛矯正だと髪が硬くまっすぐになりすぎるから、自然な仕上がりのストレートパーマが良い」
とかいう方がいたら、美容室を変えた方が賢明です。

縮毛矯正をやる技術や自信がないか、単純に美容師として必要な知識がないかです。

剛毛くせ毛で悩んでいるなら、「縮毛矯正をやるかやらないか」で悩めばよく、「ストレートパーマか縮毛矯正か」の悩みは選択肢としてありません。

ストレートパーマと縮毛矯正は同じでは?

一番よくある勘違いですが、ストレートパーマと縮毛矯正は全くの別物です。
この誤解が生まれる原因が、美容室のメニューで「ストレートパーマ」と書いてあっても、実際には「縮毛矯正」というお店があるのです。

美容室のメニュー名をこうしなさいという決まりはないので、漢字名が嫌いなのか勘違いしているのかおしゃれ感を演出しているのかは不明ですが、お店独自で縮毛矯正を「ストレートパーマ」や「スーパーストレート」などと表記している場合があります。

通っている美容室で縮毛矯正というメニューがなかった場合には、「このストレートパーマは縮毛矯正のですか?」と聞いてみるといいかもしれません。

まとめ

今回は、「ストレートパーマと縮毛矯正の原理と違い」、「剛毛くせ毛でストレートパーマという選択肢はアリなのか」について紹介しました。簡単にまとめると、

  • ストレートパーマと縮毛矯正の違いは、ヘアアイロンで髪に熱で変成を起こさせるかどうか。
  • ストレートパーマの目的は、「パーマをかけた髪を元の状態へ戻すこと」。
  • 縮毛矯正の目的は、「くせ毛をまっすぐにすること」。
  • 剛毛くせ毛が選ぶなら縮毛矯正の一択。

ストレートパーマというネーミングのせいで勘違いしやすく、さらに縮毛矯正という洒落っ気の一切ないネーミングのせいでお店で「ストレート」という表記になっている場合が多いのでさらに分かりにくくなっていたようです。
くせ毛の皆さんは間違ってストレートパーマをかけないようにしましょう!

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