知らなずにやってない?ヘアアイロンの間違った使い方

ヘアアイロンの間違った使い方ヘアケアアイテム
ヘアアイロンの間違った使い方

くせ毛さんには必需品のヘアアイロン
「ヘアアイロンをしないと外を歩けない」
というレベルの方も少なからずいるかと思います。(管理人がそうです!)
くせ毛に悩む人にとっては毎日使うもの・・・だからこそ間違った使い方をして髪を傷めつけてしまわないよう間違った使い方をまとめました。


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ヘアアイロンの間違った使い方

絶対にダメ!!水にぬれた髪への使用

濡れた髪はキューティクルが開き、とても無防備で傷みやすい状態です。
なのでお風呂上がりの濡れた髪やスタイリング剤で湿った髪にヘアアイロンを使ってしまうと、とっても髪を傷めてしまのです。
使用中に【パチパチ】と音がしたら髪内部の細胞を激しく傷めてしまっているサインです!
すぐに使用をやめて、ドライヤーで髪を乾かしてから再開しましょう。
また、濡れて水分の多すぎる状態の髪にヘアアイロンを使用してもくせは伸びませんので、ほとんど意味がありません。
【濡れた髪にも使える】と謳っているヘアアイロンもありますが、その商品でもドライヤーで髪をある程度乾かしてからの使用が推奨されています。

温度が高温すぎ・低温すぎ

ヘアアイロンの設定温度が高温すぎると髪も火傷をしてしまいます。
低すぎてもうまくくせが伸びないため、繰り返し当ててしまったり長時間当ててしまう原因になり傷める原因になってしまいます。
髪質に合わせた温度でなるべく髪に負担をかけないようにすることが大切です。
【髪質と温度の目安】

剛毛・強いくせ180℃前後
猫っ毛・ハイダメージ150℃以下

じっくりじっくり伸ばす!

「くせが伸びないな」
「長持ちさせたいな」
と思い、ゆーっくりじっくり当ててしまうと熱が加わりすぎて熱変性(※)を起こし髪が傷んでしまうので要注意です。
また、何度も同じ場所を繰り返し当ててしまうのも傷みの原因になりますので避けましょう
(※)熱変性・・・髪の主成分であるタンパク質が熱により構造が変化し、固くなってしまうこと。

寝起きそのまま・・・

朝起きて寝ぐせもくせ毛もヒドイ状態・・・。時間もないしすぐにヘアアイロン開始!
寝起きそのままの髪は寝ぐせでもつれて絡んでいる状態です。
そんな状態でヘアアイロンを使用してしまうと、絡まった状態でプレスされ折れ毛・切れ毛・枝毛の原因になります
そうなると取り返しがつきません。
必ず櫛やブラシでもつれを取ってからヘアアイロンを使用するようにしましょう。

ブロッキングしない

面倒くさいからと、ブロッキングせずにへアアイロンを使用してしまうと何度も同じ場所に当ててしまったり、当て残してしまう部分が出てきてしまいます。
何度もかけると傷みの原因になりますし、かけ残して一部分だけくせが残っているのは恥ずかしいですよね。
何か所も細かくブロッキングするのは大変!という方でも上下で分けるだけなら時間もかかりませんので、ブロッキングをするように心がけましょう。

下から上へ

やっている方はいないと信じたいのですが、毛先から根元の方向へ当てていくのはもちろん厳禁です!
キューティクルの向きに逆らっている状態なのでとても傷みます。

力の入れすぎ

強いくせ毛だと伸ばしたい一心で力が入りがちになります。
「真っすぐになれ!」
と、髪を強く引っ張ったり、ヘアアイロンで力いっぱい挟んでしまうと髪だけでなく毛根や頭皮にまで影響を及ぼし、抜け毛の原因にもなってしまいます。
剛毛・多毛で量を減らしたいと思っていても、分け目や前髪が薄くなると貧相な見た目になってしまいます。
将来のためにも髪の引っ張り過ぎには気を付けましょう。

まとめ

下記に気を付けて正しくヘアアイロンを使用して、おしゃれで快適な髪型を作りましょう!

  • 濡れた髪に使用しない
  • 温度は髪質に合わせて150℃から180℃の間で
  • 何度も同じ場所に当てない
  • ヘアアイロン前はブラッシング
  • 最低上下にブロッキング
  • 毛先から根本に向かって当てない
  • 髪は優しく扱う



おわりに

濡れた髪にヘアアイロンを使用して水蒸気爆発・・・経験があります!!
お風呂上りで濡れて真っすぐだった髪が乾かすとくせ毛に戻っていくのが嫌でやったことがありました。
パチパチと音がして楽しいね♪
と呑気なことを思っていましたが髪の内部では恐ろしいことが起こっていたとは思いもよりませんでした。
ブロッキングもせずに長い髪にアイロンを使用したり、前髪のくせがなかなか伸びない!と何度も当てたり・・・。
中学生のころからずっと使用していますが、間違った使い方をしてきて傷み放題でした。
毎日使うものだから慣れで適当になってしまうのではなく、毎日使うからこそ気をつかわなければいけないのだと痛感しています。
以前、ベテランの美容師さんにヘアアイロンの使用方法についてお聞きしたことがあり、プロは高温(190℃以上)で素早く当てていくのだそうです。
そうすることで、しっかりとくせが伸び、熱が加わる時間が短くすむのでダメージを最小限にできるそうです。
ですが、プロではない人の場合はゆっくりと当てがちになり高温だとさらに傷めてしまうため、少し低めの温度の方がおすすめなんだそうです。

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