何気なく使っているリンスやコンディショナー、トリートメントの違いってご存じですか?
「リンス<コンディショナー<トリートメントの順番で良さそう」というふんわりとしたイメージではないでしょうか?
管理人もつい最近までよく知らないままなんとなく使っていました・・・。
実は、使う順番を間違えてしまうと本来の効果が得られないのです!
傷みやすいくせ毛さんにとってはヘアケアは重要です。
ヘアケアの基本を身につけて美しい髪を手に入れましょう!
ヘアケア製品の違い
リンス、コンディショナー、トリートメントの違い
リンスとは?
髪の表面をコーティングして、手触りをよくする効果があります。
静電気の発生を防ぎ、髪をダメージから守ります。
ダメージを補修する効果はほとんどありません。
石鹸シャンプー用のリンスは石鹸で弱アルカリに傾いた髪表面をクエン酸などの酸で中和する役割があり、開いたキューティクを閉じ、わずかに髪に残る石鹸カスを脂肪酸に変えて髪の手触りがなめらかにする効果があります。
コンディショナーとは?
髪の表面をコーティングして、手触りをよくします。
リンスと違い髪表面のダメージを修復する効果があります。
リンスとトリートメントの中間です。
トリートメントとは?
髪表面のキューティクルを整え、毛髪の内部にまで栄養を行き渡らせる効果があります。
トリートメントには様々な形状があります。
- オイルタイプ
- ミルク(クリーム)タイプ
- ジェルタイプ
- ミスト・スプレータイプ
トリートメントの形状による違い
オイルタイプ
オイル状でサラサラしたトリートメント。
油分を多く含むため、重めの仕上がりになります。
くせ毛で広がりやすい方におすすめ。
広がりを抑えたり、表面のツヤが出やすいのが特徴です。
ミルク(クリーム)タイプ
乳白色でクリーム状になっているトリートメント。
水分を多く含むためパサつきを抑えられます。
髪がしっかりしている人や、カラーやパーマをかけている方におすすめ。
しっとりした仕上がりが特徴です。
ジェルタイプ
透明・半透明のジェル状のトリートメント
ジェルタイプは、髪1本1本をコーティングし、みずみずしい仕上がりになります。
パーマをかけていてウェーブを出したい方におすすめ。
つやがあり、みずみずしい仕上がりが特徴です。
ミスト・スプレータイプ
ウォーター状・スプレー状のトリートメント。
軽くさらっとした仕上がります。
髪がべたつきやすい方、髪が細い(猫っ毛)方におすすめ。
シャンプー、リンス、トリートメントの正しい使い方
使う順番
リンスやコンディショナーの後にトリートメントをしている人は多いのではないでしょうか?
デザート的な感覚で管理人もトリートメントを最後にしていましたが、それは間違いです!
先にリンスやコンディショナーをすると髪の表面をコーティングしてしまうため、トリートメントの栄養が毛髪の内部まで行き渡りにくくなってしまいます。
正しい順番
- シャンプー
- トリートメント
- コンディショナーorリンス
- アウトバストリートメント
つけ過ぎには要注意!
「傷んだ髪にたっぷり塗れば効果も上がるはず!」とコンディショナーやトリートメントを多めにつけてしまっていませんか?
つけ過ぎてしまうと重たくなり、動きのない髪になってしまい綺麗な髪に見えなくなってしまうことも・・・。
ベタついてしまいボテッとした印象になってしまいます。
最近、管理人はお気に入りの洗い流さないトリートメントを頻繁につけていたのですが、つけていくうちに
「もう少しつけてみたらもっと髪が綺麗になるかも!」
と量を増やしていき、いつのまにか髪が重たくなっていまい、セットしにくくなっていたようです。
たまたまトリートメントをし忘れた後、髪が軽くてセットしやすくなっていてトリートメントのつけ過ぎに気づきました・・・。
感覚がマヒしてしまい、つけすぎている感覚がないんですよね・・・。
香水やいい香りの柔軟剤をを使い続けていると香りになれてしまい、量が増えて香害レベルになる、という感覚に似ていますね!
みなさんも定期的にコンディショナーやトリートメントの量を見直してみてくださいね。
私のようにつけすぎて逆効果になっているかも!
ちなみに、使っていたトリートメントはルシードエル オイルトリートメント #EXヘアオイルエッセンス メルティフィニッシュです。
適量を使えば髪がしっとり柔らかくなりまとまるのでお気に入りです♪
まとめ
- リンスは髪表面のコーティング
- コンディショナーはリンス+表面の補修
- トリートメントは髪内部の補修
つけ過ぎは髪が重たくなるので要注意!
たまに量を減らしてみたり、使用を止めてみるのもいいかもしれません。
髪の重たさが気になってきたら・・・